短鎖脂肪酸とは?代謝や消化吸収のサポートに効果的な脂肪酸の働き

腸内細菌が作り出して肥満防止などのために働くことになる短鎖脂肪酸という脂肪酸が今ダイエットや健康維持、さらには便秘などの腸内トラブルを防ぐために有効であると言われています。

ただ、短鎖脂肪酸と言っても一体なんのことなの?といった感じでどんなものなのかわからないという人も少なくないのではないでしょうか。

今回は短鎖脂肪酸とはそもそもどのような特徴を持っている脂肪酸なのか。

そして具体的に体の中に短鎖脂肪酸を増やしていきながら目的を達成するためには何からはじめるべきなのか具体的な働きについて解説していこうと思います。

短鎖脂肪酸とはなんなの?

短鎖脂肪酸とは脂肪酸の中でもどんな位置に属する脂肪酸なのかという点について確認していきます。

まず油脂を構成する脂肪酸の中には短鎖脂肪酸だけでなく中鎖脂肪酸、そして長鎖脂肪酸と大きくわけて3つに分類されています。

脂肪酸というものは炭素がまるで鎖のような形をして連なってできているのですが、それぞれの炭素の数によって短鎖脂肪酸〜長鎖脂肪酸へと名称が変わっていくようになっています。

普通の食用油などは炭素の数が多くなっており12個以上が連なっている長鎖脂肪酸で構成されていることがほとんどです。

そして中間でもあり炭素数としては8個から10個の間で構成されているのが中鎖脂肪酸、最小の炭素数であって6個以下で構成されているのが短鎖脂肪酸となっています。

短鎖脂肪酸の特徴は?

炭素の数が少ないと言ってもなんのことなのかわからないかもしれませんが、分子レベルで鎖が小さいので消化が早いという特徴があります。

これについては中鎖脂肪酸の時点で分解されやすくて脂肪になりにくく消化が早いと言われていますが、短鎖脂肪酸はそれよりもさらに分解されやすい脂肪酸となっています。

短鎖脂肪酸を上手く活用することで代謝アップが可能

65f4ad90783cecc18a9949f6f534a2e3_s

短鎖脂肪酸が腸内に増えてくると脂肪細胞に直接働きかけるようになるので代謝がアップして無駄に脂肪が肥大化してしまうことを防いでいくことができるようになります。

短鎖脂肪酸を増やせば意図的に低下しがちな代謝を高めていくことが可能になるのでエネルギー消費効率を高めながらダイエットを効率化させることが可能になります。

腸内に短鎖脂肪酸が増えると消化吸収能力も向上する

きちんとした手順で短鎖脂肪酸を腸内に増やしていくことで腸内環境の乱れなどを改善しながら食べたものの消化や吸収までもサポートしていくことができるようになっています。

特に脂肪の消化や吸収というのは一般的にはタンパク質や糖質などよりもさらに消化がスタートするのが遅くなっており、吸収するのにも時間がかかるケースが多くなります。

しかし短鎖脂肪酸が豊富に存在している場合は本来は消化しにくいような食べ物を食べてしまったとしても短鎖脂肪酸の効果によって早い段階で消化して吸収させることができるようになります。

短鎖脂肪酸は食品から摂取することは難しい

b6d8fedc203729ed1a78dd86a5d9721b_s

調べていく間に短鎖脂肪酸はいろいろと体に良い影響を与えてくれることがわかりましたが、実は食品などで直接摂取して増やしていくのは難しいという問題点もあります。

短鎖脂肪酸が含まれている食品としては酢やバターなどがあります。いずれも食事の際に少量使う程度のものなので、短鎖脂肪酸の効能を実感するためにたくさん摂取すると言うのは現実的には難しいところがあります。

バターは乳製品であり高カロリーなので短鎖脂肪酸であってもたくさん摂取すると太る可能性が高くなってしまいます。

酢であれば発酵食品なので少し多めに摂取しても体にいいというメリットはありますが、それでも限度がありますよね。

短鎖脂肪酸は体内で増やすと効率的

食品から直接短鎖脂肪酸を摂取するのは難しいのですが、体の中で短鎖脂肪酸を作り出すようにしていくと効率的に短鎖脂肪酸による効果を実感することが可能になります。

これにはいろいろと方法はありますが、ワカメや昆布などの海藻類やキウイフルーツなどに豊富に含まれている水溶性食物繊維を積極的に摂取して腸内細菌に働いてもらって生産するという方法などは比較的簡単に実行できますね。

また、ケトン体を増やすようにしていけば体内や脳内などに溜まっている長鎖脂肪酸などを短鎖脂肪酸へと作り変えることが可能になってきます。

長鎖脂肪酸は体内に存在していても悪さをするだけなのでそれを代謝アップや消化吸収能力の向上に役立つ短鎖脂肪酸へと変えるのは理にかなった方法といえます。

ケトン体を増やすには?

それでは短鎖脂肪酸を増やすという目的でケトン体を増加させるためにはどうすればいいのか?というところなのですが、ここで今話題のココナッツオイルが役立つようになってきます。

ココナッツオイルには短鎖脂肪酸ではなく中鎖脂肪酸が含まれているので、この時点でダイエット効果や美容効果などが期待できるものとなっています。

そして中鎖脂肪酸を摂取することによって体内の脂肪などが分解されてケトン体が合成されるようになります。

エキストラバージンココナッツオイルの本当の効果と口コミ体験談

2016.03.12

ケトン体が増えれば体内に短鎖脂肪酸を増やすことも可能になるので、ここまでに紹介してきた短鎖脂肪酸の働きを上手く活用して健康を守っていくことができるということです。

まとめ

今回は何かと話題の短鎖脂肪酸の働きと、実際にどうやって体の中に短鎖脂肪酸を増やしていくのが効率的なのかという具体的な方法についてお伝えしてきました。

ココナッツオイル=中鎖脂肪酸というイメージも強いかもしれませんが、摂取した後に短鎖脂肪酸を合成することが可能なので、上手く生活に取り入れていくのが理想的でしょう。

ココナッツオイルを使ったレシピなどを見て面倒そう・・・と感じる場合はココナッツオイルサプリなどを使って摂取する方法もあるので自分の生活スタイルに合った方法を選んでいくようにするといいですね。

Pocket

sponserlink