シャンプーしすぎると逆に頭皮がベタベタ脂っぽくなるのは間違い

敏感肌・乾燥肌に悩む女性にとって、シャンプー選びは苦労されている人も多いと思います。

洗った後に地肌が乾燥してキシキシしたり、乾かした後にカサついてかゆくなるなど、特に冬の時期は自分に合ったシャンプー選びが快適なスキンケアを左右します。

その解決法の一つとして、ヤシ油などを洗浄成分として配合しているアミノ酸系のシャンプーがあります。

低刺激で無添加なアミノ酸系のシャンプーが一般的になり、色々な種類のシャンプーや紹介するサイトが増えましたが、ずっと気になっているフレーズがあるのです。

シャンプーしすぎると逆に頭皮がべたべたする??

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こんな訴求を見たことは無いでしょうか?

「洗浄力の強いシャンプーで頭皮を洗うと、皮脂を取りすぎてしまいます。皮脂がなくなった皮膚はバリア機能を補おうとして余分に皮脂を出すため、余計に頭皮がべたべたしてしまう。だから、洗浄力が優しい天然由来のシャンプーを使いましょう」・・・と。

いかにももっともらしいことに聞こえますが、実際にこのようなことが起こっているという科学的な論文は探しても見当たらず、頭皮がベタベタになるということはありません。

この理論が正しければ、乾燥肌の人はしっかり洗えば洗うほど皮脂分泌が増えてしっとり保湿された地肌になる・・・ともとらえかねませんよね。

しかし、皮脂を取りすぎてよりしっとりするようなことはなく、乾燥してきしんだ地肌を加速させるだけです。

私も初めはこれを鵜呑みにしていました。でも、もともと乾燥しがちな肌に悩んでいたものが、シャンプーで洗いすぎたりすることで皮脂が出るような体質には変わりません。

結局のところ洗いすぎはダメで、適度な保湿力を持ったシャンプーで清潔にしておきましょう!というのは変わらないのですが、妙に煽るような訴求が広がっているのはどうなのか?と思うところはありますね。

最適なシャンプー選びはしっかりと成分を見よう

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シャンプーを選ぶときには、うまい言葉には流されずに、まずは成分をしっかりチェックするところから始めましょう。

合成成分無添加とか、天然成分配合と言っていても、完全に無添加なシャンプーではない可能性もあるのです。一つでも天然成分を配合していれば、それだけで天然アミノ酸系シャンプーと表記できてしまうというのが現状です。

天然成分の代表としては、ヤシ油由来の以下のような成分が使われています。

  • ココイルメチルタウリンナトリウム
  • ココアンホプロピオン酸ナトリウム
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • コカミドプロピルベタイン

ココがつくのは、ココヤシの油から抽出された泡立ち成分であることを示しています。微妙に表記が異なることもありますが、これらの成分が主な洗浄剤として使われている場合は、天然由来のアミノ酸系のシャンプーと分かります。

一方で昔ながらの合成洗浄分で、洗浄力が強いとされているのには以下のような成分表記があります。

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • スルホン酸ナトリウム

硫酸とかスルホン酸という成分が入っていれば、完全に天然成分由来のアミノ酸シャンプーとは言えないということです。

巧妙に長ったらしい名前になっていたり表記名が複数あるのですが、上記の名前のいずれかが含まれているためすぐに分かります。

本当に地肌に優しく、優しい洗い心地のシャンプーを探すのであれば、自分の判断でシャンプー選びができるように最低限の知識は持っておくことをおすすめします。

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