アイスによく入る「パーム油」とは?メリット・デメリットをチェック

スーパーやコンビニなどによく売られている市販のアイスのパッケージ裏の原材料をチェックしてみると「パーム油」という表示が書かれているものがよくあります。

「なぜアイスクリームに油が入るのだろう?」と不思議に思うかもしれませが、コーヒフレッシュやホイップクリームなどを思い浮かべればなんとなく想像がつくのではないでしょうか。

ようは植物油脂に水と添加物を混ぜた「クリームもどき」のようなのようなものです。

今回はそんなパーム油の用途やメリット・デメリットなどについて詳しくチェックしていこうと思います。

市販のアイスには3つの種類がある

普通に売られてるアイスのパッケージをよく見てみると「種類別」という記載がされているのを確認することができると思います。

そこに書かれているものとしては以下の3つになります。

  • アイスクリーム
  • アイスミルク
  • ラクトアイス

普通にアイスと思って買っていた商品はどれを見てもこのいずれかの記載が必ずされています。

種類別がアイスクリームの商品は安全

この種類別のところにアイスクリームと書かれている商品については乳脂肪以外の脂肪を添加することが原則として禁止事項とされています。

これが最もミルク本来の風味やコクなどを味わうことができるものとなっています。
予期せぬ添加物などが入っていないということで安心して食べることができるアイスといえます。

種類別アイスミルクとラクトアイスの脂肪について

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種類別がアイスクリームだと乳脂肪以外の脂肪が入らないということですが、これは逆に言うとアイスミルクやラクトアイスと種類別に書かれているものについては乳脂肪以外の脂肪や添加物が入ってくることがあるということでもあります。

乳脂肪以外の脂肪として添加されてくるものとしては、「植物油脂」や「植物性脂肪」(パーム油、ヤシ油)などがあります。

植物油脂はオメガ6系脂肪酸が含まれる脂肪であり、悪玉コレステロールなどを増加させる原因として危険視されているトランス脂肪酸が含有されているものでもあります。

種類別や原材料をチェックせずに毎日のように市販のアイスクリームを食べているといつの間にか体の中は悪玉コレステロールだらけになってしまっているという危険性もあるということです。

パーム油とはどんな油なの?

パーム油はアブラヤシの果肉から作られている油となっています。

スーパーなどでパーム油そのものを見かけることはないと思いますが、パンやお菓子、カップ麺など日本人が大好きな食品に必ずと言っていいほど含まれているものでもあります。

食用油としてのみならず、マーガリンやショートニングの原料としても使われる事が多い成分なので、よほど気をつけて生活していないければ大量摂取してしまう可能性の高い油でもあります。

パーム油とヤシ油のアイスがあったらどっちを選ぶべき?

ヤシ油についてはココヤシの果肉から作られている油であり、健康にいいということで話題になっているココナッツオイルのことをいいいます。

アイスの成分を見た時にパーム油かヤシ油と書かれているアイスがそれぞれあったとすると、もうお分かりの通りヤシ油と書かれているアイスを購入して食べたほうが健康には間違いなくいいといういことです。

パーム油とヤシ油を混同してしまう人も多いと思いますが、全く別物となっています。

ココナッツオイルでもあるヤシ油については中鎖脂肪酸が豊富に含まれているということもあって、ダイエット効果や美肌効果、脳機能の改善などといった効果があるものとなっていますが、パーム油に中鎖脂肪酸はほとんど含まれません。

もちろん市販のアイスに含まれるヤシ油に健康効果を期待できるほどの量は含まれていませんが、不健康かつ摂取量が増えてしまいやすいパーム油のものを選ぶよりはずっと健康的であるといえます。

パーム油はアイスにかぎらず消費量が多い

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パーム油という言葉自体はそこまで頻繁に聞く言葉ではないと思いますが、それでも実は現在の日本の中で2番目に消費量が多い油であると言われています。

1番が菜種油、そして2番がパーム油、3番が大豆油という順番になっています。家庭のキッチンなどにパーム油などが置いてあることはまずないのにも関わらず、なぜここまで消費量が多いのか。

これはまさしくアイスだけではなくインスタント食品や加工食品、揚げ物などの原材料としてかなりの確率で使われているからに他なりません。

一部ではパーム油のことを「隠れ油」と言われているくらいに知らず知らずの間に口にして体内に入ってきている油でもあるということです。

パーム油のメリット

パーム油がこれだけでたくさんの消費量があるということからも推測できるかもしれませんが、メリットと言えるのは原価が非常に安いという部分があります。

また、酸化や加熱にも強いという特徴があるので安定性が高くて使いやすいというところもメリットといえますね。

ただここでいうメリットというのは消費者側のメリットではなく製造するメーカーの視点からみたメリットであるというところはあります。

パーム油のデメリット

パーム油は飽和脂肪酸を多く含む脂肪酸なので摂取量が多くなると肥満や心臓病、高脂血症などのようなリスクがどんどん増えていきます。

パーム油を含む商品はどれも口当たりがよくて食べやすい物が多いので、原材料をしっかりチェックしておかないと危険性のある病気にかかってしまう可能性が高くなってしまうというところは大きなデメリットになります。

まとめ

今回はアイスなどによく含まれる成分でもあるパーム油の特徴や、メリット・デメリットなどについてまとめてきました。

アイス以外の食品であってもパーム油と記載されておらず「植物油脂」という形で入っている可能性はかなりあります。

どちらにしても、パーム油は避けられるのであれば避けるべき油ということということになっているので、原材料はよくチェックしておくようにするべきですね。

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