インターネットが普及したことによって以前より海外のいろいろな製品が日本に居ながら購入できるようになりました。
今回はハワイやモロカイ島という地域で昔から取り入れられていたククイという木の実から取れるオイルが実に様々な用途に使用できるということで、ククイオイルとして知られるようになったククイナッツオイルの効果や効能、日本ではどのような製品として販売されているかをご紹介します。
ククイナッツオイルとは
ククイナッツオイルとは先ほどふれたように、主に熱帯の地域で生息しているククイという木の実から精製されるオイルのことです。
このククイナッツとは実成分の約50%が脂肪でできているとされており、昔から熱帯地方では灯火用の油として使用されたりして生活の中にとり込まれていました。灯火として使用されていたことから一部ではキャンドルナッツとも呼ばれています。
最近では油分を豊富に含んでいることでシャンプーなどにも使用されています。この実自体は食用にも使用されており私たちが口に入れても安全な成分からできています。
ハワイではロミロミマッサージ用のオイルとして全身用に使用されており、ハワイに住む人々にとってはなくてはならない油と言えるでしょう。
ククイの木自体が実から花まで余すことなく使用でき、花や葉なども薬用として古くから人々に使われてきました。このように多くの活用術があることからもタヒチなどでは「光をもたらす木」として大切にされています。
ククイナッツオイルの具体的な効果・効能
ククイナッツオイルとはハワイなどの熱帯地域で使用されていたもので、効能としては炎症を抑えたり、肌を紫外線から守るといった目的で使用されていました。
現在、効果として保湿効果にも優れていることから敏感肌・乾燥肌の人向けの美容オイルとして一部では使用されています。
また、効能としてニキビなどの肌荒れにも効果が期待できるとされています。乾癬やアトピー性皮膚炎にも効果があるとして薬ではなく自然の力を使って治したいといった方に注目を浴びています。
成分としてはリノール酸・パルミトレイン酸などの美容、美肌に効果があるといわれている成分を多く含むため肌トラブルや髪質改善に取り組むのに使用する方が急増しています。
オーガニック成分で販売されている商品もあり、ククイナッツオイル自体が乳幼児にも安心して使用できるほど低刺激なので海外では多くの方に愛用されています。
期待できる効果・効能としては下記の通りです
- 乳幼児の日焼け予防
- 日焼け後のスキンケア
- 乾燥肌・敏感肌の保湿
- シワなどの予防
- 髪質改善
- 乾癬やアトピーといった肌トラブルの軽減
- ニキビなどの皮膚の炎症を軽減する
ククイナッツオイルは浸透性も非常に高いオイルなので肌に直接付けてもべたつきなどの不快感もありませんので全身に安心して使えるオイルです。
余談ですが、ククイの実はハワイでは古くから魔除けや幸運をもたらすとされており、レイなどに皮ごと使用されていることがあります。
ククイナッツオイルとしては知らなくても、もしかしたらみなさん一度は目にしたことがあるかもしれません。
ククイナッツオイルを使うべき人

効能や効果でもご紹介しましたが、ククイナッツオイルを使用するのに向いている人としては敏感肌・乾燥肌でお悩みの方や、髪のダメージが気になる方には向いている商品です。
主に効果や効能から使用するに向いている方は
- 乾燥敏感肌でなかなか化粧水だけでは改善されない
- 全身粉が吹いたような状態になる
- 髪がパサパサでまとまりがない
- 外出が多く紫外線に当たることが多い
- 小さな子供がいる
- オーガニック成分の製品をできるだけ使用したい
といった方々には非常に使用しやすい商品であると言えます。
他にニキビなどの炎症性の皮膚トラブルにお悩みの方にも良いとされていますが、ニキビでお悩みの方は実は肌の油分が過剰となっていてそこに細菌が繁殖して炎症を引き起こしていることがあるので自分自身の肌状態を確認してから使用することを推奨します。
主に通常でいう肌トラブル全般に効果があるとされていますが、意外と知られていない効果として、肌のシワ対策にも良いと言われています。
特に紫外線を大量に受けた後の肌の保護としては強い効果があるそうです。もともと熱帯の地域で使用されていることからも分かる通り紫外線によるトラブルの解決策としては非常に優秀な素材なのです。
ククイナッツオイルが含まれる製品の種類
ククイナッツオイルは古くは灯火のオイルとして使用されていたことから現在でもキャンドル用のオイルとして販売されています。
美容製品としては石鹸やシャンプー、マッサージオイルやマッサージクリームの中に含まれていることが多い成分です。
ちなみに当サイトでもレビューしたオイリムというシャンプーにもククイナッツオイルが含まれています。
もちろん一部では食用としての取り扱いもございますので、お料理好きの方は一度は製品を目にしたことがあるかもしれません。
このように幅広い用途に使用されているククイナッツオイルですが効能として高い保湿効果があるので特にマッサージオイルとしていろいろな製品が販売されています。
有名な商品としては実はロクシタンのハンドクリームにもククイナッツオイルは使用されているのです。ロクシタンのハンドクリームといえば非常に高い保湿効果があり女性の間では大人気商品ですよね。
ククイナッツオイル自体の匂いはそんなに強くないため様々な商品として扱いやすいのかもしれません。
外に出かけることが多い方には紫外線をたっぷり浴びた後のスキンケアとして全身用のオイルローションなどに人気が集まっているようです。
意外なオイルの使い道としては、フラダンス用のボディオイルとしても使用されています。その他にアロマオイルと混ぜて使用できる無香料タイプも販売されているようです。
ククイナッツオイルの抱える問題点
気になる点としては、日本ではスーパーなどで気軽に買える商品ではないため、インターネットなどを経由して買う必要があり、今すぐ欲しい!と思っても即日手にいてることは地域によっては難しいようです。
店頭で実際に見て買いたい、という方には輸入品を取り扱うようなお店か美容商品を幅広く取り扱う店舗などであれば関連商品がおいてある可能性があります。
また、ハワイに旅行に行った際はドラッグストアやスーパーでも普通に販売しているようなので、知り合いが旅行でハワイに行く、といったことがあればお土産に頼んでみるのもいいかもしれません。
今すぐにでも美容オイルを活用してスキンケアをしたいなら、3種のオーガニックオイルがブレンドされたピュアセラ美容オイルなどを購入して使ってみる方がいいでしょう。
開封後の使用期限としてはオーガニックのオイルもので大体一ヶ月程度と言われているので、勿体無いからといって毎日使わないとせっかくとっておいても、結局効果がないただの油になってしまいますので、開封後は惜しげなく使用することをおすすめいたします。
開封後の保管管理が面倒で嫌だという方はボディクリームなどになっているものを選ぶとオイル状態のものに比べて簡単に保管できて尚且つ長持ちします。
まとめ
ククイナッツオイルは非常に優れた効果や効能をもったオイルとして美容業界では幅広く使用されています。
肌トラブルに関しては日本人は非常にナイーブですから、日頃のスキンケアとして取り入れるには日常生活向きのオイルかもしれませんね。
最近では日本でも紫外線量が増えているので通勤通学で毎日のように外出をする方には強い味方と言えるでしょう。