中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の違い!本当の意味で摂取すべき脂肪酸とは?

健康のためには脂肪酸の役割についてもしっかりと把握して取り入れるものは積極的に取り入れて、取り入れるべきではないものは極力避けるようにする姿勢が最近では求められるようになってきています。

数ある脂肪酸の中でも人のエネルギーの源となって働いてくれるようになっているのが飽和脂肪酸ですが、その飽和脂肪酸の中でも特に話題に昇ることが多い中鎖脂肪酸そして長鎖脂肪酸にはどんな違いがあるのか。

それぞれの特性や違いを理解したうえでこれから摂取していくべきなのはどちらの脂肪酸になっているのかという点についてまとめていこうと思います。

中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の具体的な違いとは?

飽和脂肪酸の中には短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸という3つの脂肪酸に分類されており、炭素の鎖の長さによってそれぞれの性質に違いが生まれてくるようになります。

脂肪というものはそもそも炭素と酸素と水素が組み合わさって生まれる有機化合物でもあるので、分子構造などで確認すると鎖のような形につなぎ合わさっているものとなっています。

中鎖脂肪酸についてはその鎖の数が6〜12個でまとまった飽和脂肪酸であり、長鎖脂肪酸は鎖の数が12個以上の飽和脂肪酸となります。

鎖の長さなんて言われても何が何やらよくわらからないかもしれませんが、この違いが体内に入ってきた時に与える影響などの違いの基盤となるものでもあります。

中鎖脂肪酸は消化や燃焼をサポートしてくれる優秀な脂肪酸

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(※写真は中鎖脂肪酸を豊富に含むエキストラバージンココナッツオイル

中鎖脂肪酸の一番の特徴となっているのは摂取することによって体の中に溜まっている脂肪などを分解〜燃焼していく作用や、中鎖脂肪酸自体の消化吸収のルートが簡略化されていることから代謝の促進などに効果が発揮されることです。

簡単に一言でいうと中鎖脂肪酸を摂取するとダイエットにつながるということです。

中鎖脂肪酸といっても「油」なんだから摂取したら太るのでは?というイメージもあるかもしれません。

しかし、中鎖脂肪酸は摂取した後に肝臓に貯蔵されることなく一直線に消化されるようになっており、消化の過程において周りに溜まっていた脂肪や老廃物なども一緒に分解してエネルギーとして使って消費させることが可能になっているのでそもそも摂取して太ることもありません。

中鎖脂肪酸を消化する際に消化酵素などを消費することもなく、単体で消化されるようになっているので体内酵素を無駄にすることもないので負担なく取り入れながらダイエット目的で使っていくことができるものとなっています。

期待できる効果 ダイエット、アンチエイジング、コレステロール上昇の抑制、心筋梗塞や動脈硬化の予防
含まれる食品 ココナッツオイル、パームオイル、バター、牛乳
効率的に摂取する方法 ココナッツオイルサプリメントを飲む

中鎖脂肪酸を使ったケトン体ダイエットとは?具体的な仕組みを解説!

2016.06.29

長鎖脂肪酸は中性脂肪を増やす原因にもなる避けたい脂肪酸

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中鎖脂肪酸については積極的に摂取することで得られるメリットが多い脂肪酸であるということでしたがその反面、長鎖脂肪酸は鎖が長く分解も消化もされにくいという特徴がある脂肪酸になっています。

動物性脂肪の中に高確率で配合されている長鎖脂肪酸は摂取すると体の中で固まってしまう性質を持っているので代謝の低下や冷え性の原因となったり、体内に固まった脂肪がそのまま蓄積してしまうことから肥満化するリスクなども高くなる傾向にあります。

あえて自分から摂取することに健康メリットは一切ないものとなっているので、やむを得ない事情があるということでなければ極力避けるべき脂肪酸といえます。

ただし、一部長鎖脂肪酸を含みつつも悪玉コレステロールの除去、善玉コレステロールの維持といった健康にメリットのある効果をもたらすオレイン酸などを含んでいるオリーブオイルについては例外的にアンチエイジングやダイエットにも効果を発揮する油でもあるので取り入れるべき油となっています。

オリーブオイルは抗酸化力に優れるビタミンAやビタミンEさらにはポリフェノールなども豊富に含んでいるので食用油として使うだけでも美容効果や腸内環境の改善などに役立つようになっています。

いずれにしても長鎖脂肪酸を摂取するのであれば過剰摂取は避けつつ適度なバランスを意識していくのが大切です。

期待できる効果 肥満化、動脈硬化、心筋梗塞、コレステロール上昇、中性脂肪の蓄積
含まれる食品 牛脂、豚脂、ラード、オリーブオイル、大豆油
効率的に摂取する方法 エクストラヴァージンオリーブオイルを調理油として使う

 

まとめ

今回は中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸にはどのような違いがあるのか。それぞれの特徴などについて細かくチェックしながらまとめてきました。

基本的に中鎖脂肪酸が配合されている油については無条件でできる限り毎日摂取したほうが健康メリットは大きくなりますが、長鎖脂肪酸については選ぶ油と使う量についてしっかり意識して使っていく必要がある油となっています。

普段から摂取するオイルなどが中鎖脂肪酸か長鎖脂肪酸どちらの脂肪酸が含まれているのか?ということなども意識しながら飽和脂肪酸上手く使い分けてこれからの健康に役立てていきましょう。

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