キャノーラ油が体に悪いというのは本当?噂の真相について

サラダ油は体に悪いということが徐々に広がっており、認知症やうつ病、脳へのダメージなどが懸念されています。

そういった話を雑誌やニュースで見ると「今家で使っている油は大丈夫だろうか?」というところが気になって、台所にある油が何油だったかどうかすぐさま確認したくなるところではないかと思います。

確認した結果とりあえずサラダ油ではなかったけれども、キャノーラ油を使っていたという人も少なくないでしょう。
たまたま著者が実家に帰省した際に実家ではどんな油を使っているのか確認してみたらその際もキャノーラ油を使っているようでした。

しかしそんなキャノーラ油についても体に悪いという噂が広がってきています。
実際のところどうなのか解説していこうと思います。

キャノーラ油とはどんな油なの?

キャノーラ油の特徴と一般認識について

キャノーラ油は菜種油の一種となっており、アブラナ科の植物を原材料としている食用油となっています。
厳密には菜種油と同一ではなく、品種改良によってエルカ酸とグルコシノレートを含まないキャノーラ品種から採油されたものとなっています。
日本から誕生した油ではなくカナダで開発された油となります。

キャノーラ油は私の実家の台所にも何気なしに置いてあるくらいですから、サラダ油同様に現在の日本の一般家庭で使われる食用油としては最もポピュラーな部類に入る油の一つと言えるでしょう。

「さらっとしている」とか「すっきりしている」などと言われる事が多くサラダ油と同様に油っこくないということを売りにしている部分があります。

またスーパーやコンビニなどで非常に安価な価格で販売されているので、とりあえず料理に使う油を買いに行こうとして出かけるとまず最初に目に入ってくるのはキャノーラ油というケースが多いです。

キャノーラ油はコレステロールゼロ!

キャノーラ油を販売しているメーカーとしては日清やAJINOMOTO、理研など様々な食品メーカーがありますが、どのメーカーのキャノーラ油を見てもパッケージには「コレステロール0」と書かれています。

特に油についての詳しい知識などがない場合はコレステロールが0なのだから何となく体に良さそう!というイメージを持ってしまうと思います。

もちろんコレステロールが含まれている油よりはコレステロールがないほうがいいということに違いはありません。

ただ、コレステロール0だからそれだけで体にいい油であると認識してしまうのは危険です。

ちなみにコレステロールが含まれていないというところはキャノーラ油の一つの特徴ではありますが、世の中の食用油の中にはコレステロールを下げる作用がある油などもあるので本当の意味で体に良い油となるのはそういった油になるということは覚えておきましょう。

キャノーラ油の使い心地

deaab3a7fcada7222d0d788b1d9b1f46_s

安い上にコレステロール0の油ということでいいイメージが強いキャノーラ油ですが、使い心地としてはどうなのか。

試しにキャノーラ油を使って天ぷらなどをあげてみると確かにベトつきにくくなっており、サラッと軽く揚げることができる印象は受けました。

実際にキャノーラ油で挙げた天ぷらを食べてみても、あまり油っこいと感じることもなく普通に食べやすくておいしい仕上がりにはなっています。

ただ、洗い物をするときには食器や鍋を洗剤とスポンジで何度洗い流そうとしてもなかなか落ちにくいのでその辺りが若干気になりました。

使い心地としては全く問題はないですね。

キャノーラ油は体に悪いの?具体的に起こりうる悪影響について

一般家庭においては健康志向なイメージのあるキャノーラ油ですが、実は体に悪いという噂の真相について解説していきます。

キャノーラ油に含まれるトランス脂肪酸の危険性

キャノーラ油にはマーガリンやショートニングなどに含まれる成分として有名なトランス脂肪酸が含まれています。

トランス脂肪酸は現在では色々なところで問題視されているわけですが、その一番の理由となるのが体の中に入って来た時に善玉コレステロールを減少させて悪玉コレステロールを増加させてしまうというところにあります。

キャノーラ油自体にコレステロールが含まれていなくても、摂取することの結果として体に害を及ぼす可能性が高い悪玉コレステロールが増えてしまい、逆に動脈硬化を防いだり予防してくれる働きのある善玉コレステロールが減ってしまうということです。

トランス脂肪酸が現代病を引き起こすリスクが高い

P1040225_2

トランス脂肪酸をあまり頻繁に摂取していると血中のLDL濃度が高まると言われています。
そしてその結果として将来的に心臓病やガンなどといったような現代病を引き起こしてしまうリスクが高まるということで今世界中で問題視され始めています。

トランス脂肪酸は体に入ってくると中々分解されにくい物質でもあるので、毎日キャノーラ油で作られた料理を食べたりしていると少しづつ分解されなかったトランス脂肪酸が体内に蓄積されていくようになります。

もちろん少量のキャノーラ油を摂取したからといってすぐに病気が発症してしまうというものではありませんが、長年に渡って摂取し続けているとそれが原因で近い将来に何か大きな病気にかかってしまう可能性が少なからず高くなっているということです。

キャノーラ油に含まれるリノール酸の影響とは?

食用キャノーラ油の中にはトランス脂肪酸のみならずリノール酸と呼ばれる必須脂肪酸も含まれています。

リノール酸については生命活動を行う上では必要不可欠な成分とも言われている上に、体内で生成することはできない成分になっているのである程度は食べ物などから摂取していく必要があります。

リノール酸にはコレステロールを低下させるという体にとってメリットになりうる作用もあるので一時期話題になったことがあります。

しかし、それはあくまでも少量であることによって一時的にコレステロールを低下させるというだけであり、過剰摂取すると以下のような悪影響を受けてしまう可能性もでてきます。

  • 生活習慣病
  • アトピー性皮膚炎
  • 糖尿病
  • ガン

毎日キャノーラ油で作られた料理ばかり食べていると、リノール酸を過剰摂取してしまうことになるのでこれもまた危険な行為と言えます。

またキャノーラ油を加熱処理することでその中に含まれているリノール酸からヒドロキシノネナールという神経毒素を生み出してしまうので、認知症やアルツハイマーなどの原因を作ってしまうことにもなります。

まとめ

キャノーラ油の特徴や、体にどのような影響を及ぼすのかというところについてまとめてみました。

結果としてはやはり噂通りでキャノーラ油は体に悪い油であるということです。

もしこの事について知っていなければ普通に家庭で使っているであろう油なので、いかにそれが恐ろしいことであるかよくわかりますよね。

健康的な食用油などは他にいくつもあるので、当たり前のようにキャノーラ油を使っていた!という場合は今からでも遅くないので乗り換えを検討して見る価値はあるのではないでしょうか。

Pocket

sponserlink