良い油の不足と悪い油の摂り過ぎによる癌発症リスクについて

日本人の死因として常に上位に位置するのが癌ですが、実は食生活などで良い油は不足しているのに、悪い油ばかりを多く摂取してしまっている現状が癌の発症リスクを大きく高めてしまうと言われています。

癌が発症してしまう主な原因としてはウィルスや最近などによる影響、食事や飲酒、喫煙、そして日常生活内で感じているストレスなど多岐にわたっています。

そんな中でもなぜ油が癌を発症させるリスクを高めてしまうのか。そして現状を回避していくためにはどうすればいいのか。解説をしていこうと思います。

癌と油の切っても切れない関係性とは

もともと欧米などでは油っこい食べ物を食べる機会が多かったのでその影響から大腸や乳房の癌が発生することが多いと言われていました。

最近の日本は食生活がほぼ欧米に近いものとなってきているということもあって、欧米人と同様に大腸癌や乳癌、そして前立腺がんが発生する可能性も急激に高くなってきています。

脂肪酸摂取による乳癌発症リスクの高まり

62ec1eb499ce60791bc0268633dc9b58_s

脂肪酸と癌の関係性を検証する実験はもう30年近く前から検証が進められているのですが、オメガ6系の脂肪酸を食事から多量に摂取していた女性は高い確率で乳癌を発症してしまうという結果がでています。

さらに、DHA・EPAなどのようなオメガ3系の脂肪酸を毎日摂取しながらも、オメガ6系の脂肪酸を極端に避けてきたという場合は明らかに乳癌の発症確率が低くなっているということが証明されました。

これはオメガ3系脂肪酸が細胞組織を保護するという重要な役割を担っているからでもあります。

オメガ3系の脂肪酸で癌のは発症リスクを抑える

オメガ6系脂肪酸については癌発症リスクを高めてしまうので、過剰摂取は出来る限り控えていくべきでしたが、オメガ3系脂肪酸については抗炎症作用が高いという特徴により癌の発症リスクを低く抑えてくれるようになっています。

特になにも意識せずに生活をしていると食生活がすでに欧米的に変わってきていることからどうしてもオメガ6系脂肪酸ばかりが増えてしまって、オメガ3系脂肪酸はあまり摂取できないという状況になってしまいます。

青魚とステーキが選べるとしたらその時の気分にもよりますが、やはりステーキの方を選んでしまうほうが多くないですか?

この何気ない感覚こそが脂肪酸のバランスを崩している原因でもあるということです。

青魚にはDHA・EPAなどのいわゆる「良い油」でもあるオメガ3系脂肪酸がたくさん含まれていますが、ハンバーグやステーキなどは調理の過程で「悪い油」であるオメガ6系脂肪酸が使われることが多いです。

肉よりも魚を多めに食べるように思考を逆転させるだけでも大きく違ってくるのではないでしょうか。

ちなみにオメガ3系脂肪酸に含まれる抗炎症作用によってがん細胞が増殖したり転移したり、再発をする可能性を防いでくれるようになっているので良い油でもあるオメガ3系脂肪酸はできるだけ意識して摂取量を増やしていきたいところです。

偏りのある食生活が脂肪酸のバランスを崩す

c361bddc73

普段食べているものといえば肉類や加工食品ばかりで、魚は青臭いし骨を取るのも面倒なのでほとんど食べない。
野菜や果物もあまり食べないで加工されたデザートや加工食品で済ますことが多くなっている。
さらには、外食で済ませてしまうことも比較的多い。

こんな食生活になっていると、確かに好き放題やっているので楽ですしストレスはたまらないかもしれませんが、脂肪酸のバランスが大きく崩れてしまうので癌が発症しやすい状態になってしまいます。

癌が将来的に発症するかどうかはこのような食生活などの生活習慣と深い関係性があります。

ということは、今からこういった食生活を改めていくようにすれば将来的な癌発症リスクや、癌によって死亡するリスクを低く抑えて予防していくことも十分に可能ということになります。

良い油を多めに摂取して、悪い油は極力摂取しないように心がけた食生活に変えていくことが健康リスクを抑えるためには非常に重要なポイントとなってきます

青魚がどうしても苦手で良い油が取りづらい場合

06f0b

肉ばかり食べないようにすることができても、魚はどうしても苦手・・・という人も少なくないでしょう。

良い油であるオメガ3系脂肪酸は魚油、えごま油、亜麻仁油など、一般家庭ではまだ馴染みの少ない物が多い上に、意識的に摂取していかないと不足しやすいところがどうしてもあります。

キャノーラ油やサラダ油などは安価でたくさん入っているので手軽に購入できますが、亜麻仁油などは食用として使うには少し価格も高くなっています。

その場合、今後の健康のためだったり癌の発症確率を抑えていきたいということならDHA・EPAがたっぷり配合されているサプリメントなどで補うという手段もあります。

青魚成分でもあるDHA・EPAが含まれるのに青臭くなくて飲みやすいものも最近では出てきているので、そういったところから少しづつ体内の脂肪酸バランスを整えるようにしていくのも一つの手です。

まとめ

今回は良い油の不足と悪い油の摂り過ぎが原因で癌が発症する可能性を高めてしまうという問題について解説をしてきました。

癌にかかってしまうと間違いなく辛い闘病生活を送る日がやってくるので予防できるのであればしっかりと対策をしていきたいところではないでしょうか。

今では不足しがちな良い油はサプリメントで手軽に摂取できるようになってきているので、そういったものをうまく取り入れてくのが理想的です。

Pocket

sponserlink